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有島武郎をめぐる物語 ヨーロッパに架けた虹
杉淵洋一/著

目次
失われた書籍を求めて 第1部 フランス語版 有島武郎『或る女(前篇)』フラマリオン(一九二六年)をめぐって―Arishima Tak´er^o,Cette femme‐l`a,Ernest Flammarion,Paris,1926.(出版に至る経緯と翻訳作品の構造―翻訳の特殊性と精度についての一考察 有島武郎に潜む政治性と外交性―共同翻訳者・好富正臣とアルベール・メーボンの活動から フランスにおける有島武郎『或る女』の評価―作品への偏見と作家の生き方への興味 翻訳行為における“共同/協働”の可能性―ベルクソンから有島へではなく、有島からベルクソンへ 『或る少女』に表象されるベルクソン的音楽世界―小説への“純粋持続(la dur´ee pure)”概念導入の試み 有島武郎はどのように西洋を翻訳したか―『或る女』にみる文化翻訳) 第2部 有島武郎が形成した共同体(有島武郎・草の葉会と鶴見祐輔・火曜会―恩師・新渡戸稲造の人材育成教育の延長として 有島武郎における文学的精神と社会的良心―作家・芦沢光治良の眼差しから 受け継がれた有島武郎の「“美”を見る「眼」」―哲学者・谷川徹三の草の葉会参加を起点として 有島武郎「クラヽの出家」をめぐる二つの聖地―“軽井沢”で“アッシジ”を描くということ) 第3部 思想伝達の系譜―父から子へ(有島武郎テクストと政治との関連性についての一考察―原敬首相暗殺事件の周縁から 有島武郎における“学習院”からの逃避―自由主義教育の受容と実践の見地から 反抗する日本知識人の一系譜―父・鶴見祐輔と子・俊輔) 有島武郎をめぐる物語


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