目次
序文に代えて ある妄想の未来―いかに「テロ」の影の外に出るか
第1章 テロルの“前”と“後”―二一世紀のフランスとアラブ世界(「テロ」られる側の論理、あるいは主体性の戦争
パレスチナ連帯デモが禁止される国から―フランス『共和国の原住民党』の闘い
一月七日以前―アラブ人の友人たちとの対話から ほか)
第2章 テロルの由来―歴史と思想(歴史的類比と政治的類比のあいだ
存在を賭けた“嘘”との闘い
反ユダヤ主義とシオニズム―アーレント『ユダヤ論集』を読む ほか)
第3章 テロルの主体―国家と民衆(「こんなことはもう二度と」フランス学生運動の苦い勝利
「十二月」を可能にしたもの―フランスの「異邦人」と「SOSジェネレーション」
独裁時代のスペインと現代日本―政治犯の処刑から見えて来るもの ほか)
遭遇と考察の軌跡―あとがきに代えて
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