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人生ムダなことはひとつもなかった 私の履歴書
橋田壽賀子/著

目次
夫の死―病名「肺がん」は明かさず ソウル生まれ―幼いとき両親と離れ「捨てられた」 3度の転校―堺の小学校でいじめ 堺高女―作文は苦手、母の代作が入賞する 丸めがね―容姿を悲観、友人は持たず 東京へ―母の過干渉を逃れたくて 玉音放送―思わぬ敗戦、理解できず 山形・左沢―食糧求め貨車で親戚宅へ 早大入学―親の決めた結婚はイヤ 就職―松竹脚本部、初の女性社員 撮影所―女をバカにする男に嫌気 母の死―病室でも「自慢の娘」 テレビの時代―赤いリボンで脚本をアピール 「チチキトク」―見知らぬ女性から電報が 「東芝日曜劇場」―石井ふく子さん、ダメ出しばかり もじゃもじゃ頭―「結婚したい」想いが募って 亭主関白―夫の前では原稿書かず 「となりの芝生」―嫁姑問題をやってみたい 女と女―ドラマは家庭の中にあり 一筋の光―戦争と女を語った「ねね」 宿願―歩み始めた「おしん」 涙のロケ―筏の上「母ちゃん!」の叫び おしん症候群―団体バス・国会...沸く列島 夫の遺志―定年から5年で訪れた別れ 財団設立―若い人を育てたい夫の遺志を継ぐ 「渡鬼」―家庭を舞台に人間を問う 「春日局」―闘病の夫に「脚本が落ちたな」と言われる 忠臣蔵―あだ討ちを支えた女の目で描く 移民物語―戦争は悲劇しか生まない 2つの腕時計―葬儀いらぬ。忘れられたい “50年前の結婚挨拶状”


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