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神との対話 1 新装版 / 原タイトル:Conversations with God(サンマーク文庫)
ニール・ドナルド・ウォルシュ/著 吉田利子/訳

目次
人生は、自分が何者であるかを思い出すため、創りなおすためにある。人生は学校ではない。学校は知りたいことを知るために行くところだ。人生は、すでに知っていることを体験する機会だ。 自分の信念をもち、自分の価値観に従いなさい。それがあなたの親、その親の親の価値観、友人、社会の価値観なのだ。あなたが幸福かどうか知っているのは、あなただけだ。 宇宙には「良い」状況も「悪い」状況もないと、第一に理解しなさい。すべてはあるがままにすぎない。第二に、すべての状況は一時的だ。そして、それがどちらの方向に変わるかはあなたしだいだ。 自分がふさいだり、落ちこんだりしていると思ったら、考えなおしなさい。そんなことをしていても何にもならないと思ったら、考えなおしなさい。やりなおしたいと思うのなら、人生は何度でもあるから。 何かから離れることはできない。相手は地獄までもあなたについてくる。それならば、どんな誘惑にも抵抗しないことだ。ただし、そこから顔をそむけて歩きなさい。この旅は、目的に「行き着かない」旅ではないのだ。 思考が行動になれば救える。あらゆるところでおおぜいのひとたちが、環境を救うために、何かしなくてはいけないと信じるようになれば、あなたがたは地球を救える。だが、急がなければいけない。 親として配偶者として、愛し愛される者として、あなたの愛を相手をしばる接着剤にしてはならない。愛する者を世界に押し出しなさい。彼らが自身自身を体験できるようにしなさい。それがほんとうの愛だ。 人生に特別な相手が現れて自分が満たされる、というのは、非常にロマンティックだ。だが、人間関係の目的は相手に満たしてもらうことではなく、「完全な自分」を分かちあう相手をもつことだ。 「ほんとうの自分であること」はたやすいと思っているかもしれない。だが、それは人生でいちばんの難題だ。決して実現できないかもしれない。ほんとうにそれができるひとは、ごく少ないからだ。 わたしもあなたを愛している。〔ほか〕


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