目次
序 戦争をめぐる社会学の可能性
第1章 戦争と社会学理論―ホモ・ベリクス(Homo bellicus)の発見
第2章 大衆社会論の記述と「全体」の戦争―総力戦の歴史的・社会的位格
第3章 モザイク化する差異と境界―戦争とジェンダー/セクシュアリティ
第4章 覆され続ける「予期」―映画『軍旗はためく下に』と「遺族への配慮」の拒絶
第5章 戦死とどう向き合うか?―自衛隊のリアルと特攻の社会的受容から考える
第6章 証言・トラウマ・芸術―戦争と戦後の語りの集合的な分析
第7章 戦後台湾における日本統治期官営移民村の文化遺産化―戦前・戦後の記憶の表象をめぐって
第8章 「豚」がプロデュースする「みんなの戦後史」―グローバルな社会と沖縄戦後史再編
第9章 被爆問題の新たな啓発の可能性をめぐって―ポスト戦後70年、「被爆の記憶」をいかに継承しうるのか
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