目次
序 残酷な建築のテーゼ
第1章 焼野ケ原からの復興(平和を生産する工場―広島平和記念公園
首都の人口過密と経済発展の止揚―東京都庁舎
地方自治と民主主義のプロトタイプ―香川県庁舎)
第2章 高度成長のシンボルをつくる―東京オリンピックと大阪万博(情報化社会に向けて
象徴の創造―国立屋内総合競技場
成長の先にある未来像―大阪万博お祭り広場)
第3章 バブルと超高層ビル(中東諸国へ
アフリカへ
シンガポール、ふたたび東京へ)
第4章 丹下とどう対峙するか―丹下シューレのたどった道(国土・都市・建築―浅田孝と下河辺淳
部分から全体への回路―大谷幸夫と槇文彦
父殺しとポストモダン―磯崎新と黒川紀章
言空一致による新しい建築の創造―神谷宏治と谷口吉生)
おわりに 丹下の投げかけたもの―戦後一〇〇年を視野に入れた建築をどう構想するか
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