目次
自己の内面の空虚であることを認めざるをえないときに、人はフランクルを読む
第1部 フランクルの生涯と思想形成
第2部 フランクル思想のキーワード(「苦悩する存在」
バイ‐ザイン(もとにあること)―精神のリアリティ
実存的空虚―「心の穴」
幸福のパラドックス―求めれば求めるほど、逃げていく
「人生の問い」の転換
意味への意思
次元的存在論―「魂が深く満たされた病者」と「魂の空虚な健常者」
魂のケア―しかし宗教ではなく
心理―精神拮抗作用
脱内省―自分の内側を見つめるのは、やめなさい
あなたがこの世に生まれてきた「意味」 あなたの人生に与えられた「使命」)
第3部 作品解説(『医師による魂のケア―ロゴセラピーと実存分析の基礎づけ』
『ある心理学者の強制収容所体験』
『苦悩する人間―苦悩の擁護論の試み』
『生きがい喪失の悩み―現代の精神療法』
『聞き届けられることのなかった意味への叫び―心理療法とヒューマニズム』)
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