目次
第1章 リベラル派は嫌われている?(「リベラルった何だ」という問題を考えるきっかけ
罪を犯した精神障害者をどう扱うかという問題
立ち消えになった「処遇困難病棟」案
九〇年代初頭と現在との大きな違い
報じられることのなかった、秘密保護法案成立への動き
誰かが気づくかもしれないという思い
無力になったリベラル派の意見 ほか)
第2章 「純血主義」で分裂するリベラル派(小泉元首相の「原発ゼロ宣言」
脱原発の「理由」は重要ではない
一点突破ができないリベラル派
「純血主義」があらわになった二〇一四年の都知事選
負けグセのついてしまったリベラル派
リベラル派に生まれた疑心暗鬼
一矢報いるためには何が必要か ほか)
第3章 「ポジナショナリズム」の時代(グーグルの「サジェスト汚染」による被害
ファンレターの何十倍も届く批判の手紙
「反日」のリベラル派はいるのか
二〇〇〇年代になって高まってきたナショナリズム気分
橋下現象から安倍現象へ
橋下氏と石原氏の日本維新の会が分裂した理由
安倍氏よりも橋下氏のほうが、まだマシ ほか)
第4章 リベラル派が生き残るには(「私がすばらしくあるために、国がすばらしくなければならない」
「新自由主義」という手強い敵
「売れれば良い」でも「売れなくても良い」でもなく
リベラル派は清貧でなくてはならないのか
清貧思想がリベラル離れを加速する
福田和也氏の不満
左翼は貧乏くさいのか ほか)
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