目次
序章 なぜ「近代日本の民間の調理教育とジェンダー」か
第1章 予備的考察
第2章 近代日本の「調理」の特徴からみる時期区分と調理教育ー民間の調理教育への限定とジェンダー
第3章 一八八六(明治一九)年創刊の料理雑誌『庖丁鹽梅』にみる調理教育ー一八八〇年代に開始されている男女両性に開かれた民間の調理教育
第4章 大日本割割烹会石井式割烹教場における男女両性の調理教育ー江戸期に前身をもつ割烹教場におけるジェンダー状況
第5章 赤堀割烹教場における中流階層の「婦人」を対象とした調理教育ー一八八二(明治一五)年創立の割烹教場における調理教育
第6章 一九〇五(明治三八)年創刊の料理雑誌『月刊 食道楽』にみる調理教育ー調理教育と調理を職業とする「婦人」の出現〜ジェンダーが強化された男性向け料理雑誌への変革
第7章 一九一三(大正二)年に創刊された中流階層の「婦人」を対象とした料理雑誌『料理の友』にみる調理教育
第8章 近代日本の民間の調理教育における女性の活躍ー笹木幸子の執筆活動を通して行った調理教育
終章 近代日本の民間の調理教育とジェンダー
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