目次
司馬遼太郎を考える
『坂の上の雲』を読む(準備と執筆に十年
秋山兄弟と正岡子規
「祖国防衛戦争」としての日露戦争
国民国家の形成と"国民"意識
想像の共同体としての国家
乃木批判にかさねた昭和軍部批判
「死んだ連中」への思い
無常観に彩られる最終章)
司馬文学を分析する(民衆文学者として
文明批評家としての目
文学と歴史、あるいは創造と史実
サラリーマン階層の文学
「あとがき」と「余談」の功罪
歴史観の根底にあったもの=俯瞰法と手堀り
明治維新の評価と天皇観
司馬良太等と松本清張)
司馬文学の個性(対談の記憶と『街道をゆく』
司馬文学における歴史の姿
司馬遼太郎のエネルギー)
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