商品説明
The xxのメンバーとして3枚のアルバムをリリースし、シンガーソングライターやDJといった多岐に渡る才能で高い評価を得ているロミーが、キャリア初となるデビュー・アルバムを"Young"からリリース。先行シングル「Loveher」はロミーにとって極めて重要な曲であり、アルバムのオープニングを飾ると同時に、アルバムの為に最初に書かれた曲でもある。ロミーとプロデューサーのフレッド・アゲインは、当初、他のアーティストの曲を書く為にコンビを組んだが、2人は瞬く間に友情を深め、音楽的な繋がりを感じられた事で、新しい何かを生み出すきっかけとなったのだった。女性と恋に落ちる親密さを歌った、宣言的なポップソング「Loveher」をロミーが書いた後、「フレッドは私に"これは誰のための曲?"と尋ねたんだ。」とロミーは説明する。「それで、とりあえず"私のための曲かもね?"と答えた。」それこそが、誇り高く、ポジティブなクィア・ラブストーリー、『Mid Air』の始まりだった。本作『Mid Air』は、ダンスフロアというものが祝福の場であり、聖域であり、救いの場であることをテーマにした作品となっている。愛や悲しみ、恋愛関係、アイデンティティ、セクシュアリティについて書かれたアルバムで、ロミーがコミュニティとのつながりを感じることができたクィアクラブへのラブレターでもある。ロミーが自身のプライベートについてカミングアウトしたのはずいぶん前のことだが、これはある意味「カミングアウト・アルバム」であり、その一方で、悲しみや心痛を乗り越え、幸せへと向かう「カミングスルー (突き抜けた)・アルバム」とも言えるだろう。『Mid Air』は数多くのビッグ・ネームのヒットを手掛けている、今UKの音楽シーンで最もアツいプロデューサー、フレッド・アゲインとマドンナらのプロデュースでも知られるスチュアート・プライスと制作され、収録楽曲「Enjoy Your Life」はバンドメイトであるジェイミー・xxもプロデュースを手掛けている。ロミーが愛するダンス・クラシックスと、彼女独特のソングライティングを融合させたこのサウンドは、ロミー自身が好む音楽と同じように、幸福感、現実逃避、悲しみ、メランコリーの間に位置する絶妙なポイントが見出されており、ダンスフロアを一体感へと導くサウンドとなった。解説書・歌詞対訳付き。 ※本商品は金曜販売開始商品/世界同時発売のため、商品のお届けは発売日当日以降になります。
ボーナス・トラック:
日本盤のみボーナス・トラック1曲収録