■ドビュッシー: 映像/練習曲集
■ピエール=ロラン・エマール(Pf)
商品説明
[ワーナークラシック NEXT BEST 100] 過去の名盤を超え、エマールの歩むところに新たな伝説が生まれる! 「彼のベートーヴェンに比べれば、ホロヴィッツは音がきれいなだけだ!」というのは、2003年4月の来日公演での聴衆の一人がロビーで叫んだ言葉。実際、80年代のチェリビダッケばりに考え抜かれたドラマと磨きぬかれたサウンドによるベートーヴェンや、フリージャズと紛うばかりのメシアンは、圧倒的な感銘と反響と呼び起こした。エマールは「現代音楽のカリスマ」として知られて来たが、アーノンクールとのベートーヴェン: ピアノ協奏曲全集で本流のレパートリーに衝撃をもたらし、遂にピアノ・レパートリーの奥の院であるドビュッシーに挑む。「ミケランジェリとリヒテルを殊のほか尊敬する」というエマール、「飽和状態にあるCD市場において、他人が優れた録音を残したレパートリーは採り上げない」「ドビュッシー全曲録音なんて考えたこともない」と語るエマールが録音するからには、この録音には大変なこだわりがあり、特に《映像》はミケランジェリの伝説的録音を超える――と言って悪ければ、それにない新たなヴィジョンを加える――ものであるはず。実際、ソリッドな響きで定評のあるベルリンのテルデック・スタジオ(エマールもメシアンを録音し、ユンディ・リも最近使っている)で行った最初の録音は「楽譜は完璧に音になっているが、何かが足りない」という理由でお蔵入り。音の良さで定評のあるスイスのラ・ショー・ド・フォンにお気に入りのピアノを運び込み、ウィーンからお気に入りの調律師を呼んで行なった再録音でOKが出た。「バッハにとって対位法的構造が、モーツァルトにとって旋律の魅力がエッセンスであるように、ドビュッシーにとっては音と響きが最も大切なのです」と語るエマールが伝えたかった「何か」が、きっとミケランジェリの伝説からあなたを解き放ち、新たなるヴィジョンへ導くに違いない。 [プロデューサー] クリストフ・クラーセン [録音エンジニア] トビアス・レーマン [録音] 2002年7月7日-14日 スイス、ラ・ショー・ドフォン
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メーカー在庫あり:1-3日
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