商品説明
江戸城不戦開城。時代の終わりに、語らずして、男は何を語るのか。巨匠・浅田次郎の幕末小説を主演・吉川晃司でついに映像化! 上地雄輔ら豪華競演陣にも注目! 監督は映画『神様はバリにいる』『ボックス!』など数々の熱い男のロマンを写し取ってきた李闘士男、脚本は「新参者」の牧野圭祐が担当。――慶応4年、幕府と新政府の談判が成り、江戸城は不戦開城と決した。官軍側で気弱な尾張の下級藩士・加倉井隼人は、城の引き渡しを支障なく進めるための先遣として、城内に検分に入る。しかし、困ったことにただひとり、てこでも動かぬ旗本がいた。彼の名は的矢六兵衛。将軍直属の警護隊・御書院番の番士だった。六兵衛は黙って正座したままで、動くのはほぼ用を足すときだけ。居座りの意図を探る加倉井は、この六兵衛は本物ではなく六兵衛の名をかたる偽者だと知る。ますます混乱する加倉井ら。だが、しばらく時を過ごすうちに、古式ゆかしい貫禄でたたずむ六兵衛に対し、加倉井の胸裏には得体の知れぬ共感が湧いてくる。全6話収録。
特典:
特典映像: Making of 黒書院の六兵衛、スポット集 (予定)