商品説明
傷つけあうほど、とけあう愛。『ポネット』(96)から19年ージャック・ドワイヨン監督最新作!! 第63回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品作品。4組の全裸のカップルを描いたセザンヌ「La lutte d' amour(愛の戦い)」から着想を得て、製作された意欲作! ――彼女(サラ・フォレスティエ)は父の葬儀のために久々に故郷に帰ってきた。葬儀を終えた彼女は隣家に出向き、男(ジェームス・ティエレ)に会いに行った。かつて、ふたりは男と女の関係になりかけたことがあった。まだ彼女がこの土地で暮らしていた頃、彼女は絶えず家族や周囲に怒りをぶつけていた。ある夜、パニック状態で駆け込んで来た彼女を男が泊めてやった。彼女は男を誘惑したが、男は受け入れることが出来なかったのだ。一方で、彼女は、父の遺産をめぐる問題で家族との確執を抱えていた。彼女は毎日のように男のもとを訪れた。互いを言葉で罵り、やがて肉体同士の"闘い"へと発展し、どちらかが力尽きるまで続く。彼女にとってその行為は、怒りや悲しみを解放するための儀式のようでもあった。回を重ねるごとに激しく、心と肉体を傷つけあうふたり。いつのまにかそれは、セックスよりも激しいエクスタシーをふたりにもたらすようになっていた。彼女と男の行き着く先に待つものとは・・・。
特典:
特典映像: 日本版予告編(予定)