商品説明
その瞬間、世界のすべてが敵となった―。アカデミー賞受賞俳優 フィリップ・シーモア・ホフマン が遺した最後の主演作。スパイ小説の大家『裏切りのサーカス』のジョン・ル・カレがあぶり出す、"現代"の〈リアル〉諜報戦。――ドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いる練達のスパイ、ギュンター・バッハマンは、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサといい、イスラム過激派として国際指名手配されていた。イッサは人権団体の若手弁護士の女性、アナベル・リヒターを介して、銀行家のトミー・ブルーと接触。彼の経営する銀行に、イッサの目的とする秘密口座が存在しているらしい。一方、CIAの介入も得たドイツの諜報界はイッサを逮捕しようと迫っていた。しかしバッハマンはイッサをあえて泳がせ、彼を利用することでテロリストへの資金支援に関わる"ある大物"を狙おうとしていた―。フィリップ・シーモア・ホフマン ポストカード、リーフレット封入。
特典:
メイキング、フィリップ・シーモア・ホフマン インタビュー、ジョン・ル・カレとスパイの世界、予告編