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三屋清左衛門残日録 -三十年ぶりの再会-
TVドラマ
商品説明
藤沢周平の傑作長篇小説を北大路欣也主演で映像化した、藤沢周平 新ドラマシリーズ「三屋清左衛門残日録」。東北の小藩のお家騒動を物語の下敷きとした第一作、その結末を描いた第二作「完結篇」は、大好評を博した。この度、新作を望む藤沢周平ファン・時代劇ファンの熱い声援の元、北大路欣也ほか主要キャストと制作スタッフが三度集結。「三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会」が実現! 原作の中から、前2作では描けなかったエピソードを集めた本作は、時系列的に第一作と第二作の間に位置するもので、藩内の政争が焦臭さを増していく頃、清左衛門が長年の時を経て再会した旧知の人々との思い出や、それぞれの人間模様などを、繊細かつ鮮やかに描いている。藤沢周平ならではの人間愛にあふれ、前2作とはまた異なる味わいを持つ、もうひとつの「残日録」。 ――古き仲間たちとの交流、その裏にあるそれぞれの事情と生き方。清左衛門の胸に去来するものは・・・。 隠居生活の慰みにと、川釣りを始めた清左衛門。釣友であり、かつて中根道場の同朋だった安富源太夫の言葉に動かされ、親友の町奉行・佐伯熊太や小沼惣兵衛ら道場仲間を集めて三十年ぶりの旧交を温める。若かりし頃の話に花が咲き、楽しい一夜を過ごした清左衛門だったが・・・。またある時、清左衛門が江戸詰めの頃に訳あって世話を焼いたことがある松江が屋敷を訪ねてくる。国許での縁談が決まったという報告に喜ぶ清左衛門だが、嫁ぎ先の家の良からぬ噂話を知って心配し、事の真偽を確かめるべく動き出す。さらに清左衛門は、道場主の中根弥三郎から、とある果たし合いの立会人を頼まれることに。老いを感じつつも、旧友たちとのつきあいなど日々を忙しく過ごす清左衛門。夜ごと『残日録』に綴るその心の内は・・・。「日残リテ昏ルル二未ダ遠シー」藩を揺るがす大事件がやがて起きようとしている頃、清左衛門の周りを穏やかな時間が静かに流れていた。
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