商品説明
戦え、名誉のために――国と国との戦いに翻弄された人間たちを描く群像劇。 1998年のスタート以来、芸術監督蜷川幸雄のもとで、次々と話題作を発表してきたシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す彩の国シェイクスピア・シリーズ。2代目芸術監督に就任した俳優・吉田鋼太郎が演出するシリーズ第34弾は、2013年に故蜷川の演出で上演され、大きな話題となった『ヘンリー四世』の"その後の時代"を描いた作品。前作で"国王陛下の放蕩息子"ハル王子と、"無頼者の酔いどれ騎士"フォルスタッフという、シェイクスピア作品に登場するキャラクターの中でも高い人気を誇るコンビを演じた松坂桃李と吉田鋼太郎が、再びタッグを組んだ。 ――父ヘンリー四世の死とともにハル王子は新王となり、放蕩の限りを尽くした若い時代とはうって変わり才知溢れ尊敬を集めるヘンリー五世に成長した。フランス皇太子からの挑発を受けた新王は、ついにフランスへの遠征を決意する。勇猛果敢な新王のもと、意気揚々と進軍するイングランド軍。敵を迎え撃ち壊滅させようと、うずうずしているフランス軍。巻き込れていく市民たち。"名誉"の名のもと、戦いは悲惨なものとなっていく。圧倒的な兵力で押し寄せるフランス軍に対し、瀕死の状態のイングランド軍。名君ヘンリー五世はこの窮地に何を考えるのか。どう立ち向かうのか。この大戦争は人々に何をもたらすのか――。 ■2019年2月20日/埼玉 彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて収録
特典:
映像特典: 松坂桃李独占インタビュー