■NEXUS情報の人類史 下
■ユヴァル・ノア・ハラ柴田裕之
商品説明
『サピエンス全史』を超える衝撃――。知の巨人、6年ぶりの書き下ろし超大作。 「ネクサス」(NEXUS)とは? ――「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意。 人間ならざる知能を前に人間の「絆」(ネットワーク)を守れるか? AIの真の新しさとは何か? それは、自ら決定を下したり、新しい考えを生み出したりすることができるようになった史上初のテクノロジーだという点にある。 私たちは、ついに「人間のものとは異質の知能」(エイリアン・インテリジェンス)と対峙することになったのだ。 * 憎悪の拡散、常時オンの監視、ブラックボックスの中で下される決定……。 AIが社会の分断を加速させ、ついには全人類から力を奪い、人間と人間以外という究極の分断を生み出すのを防ぐことはできるのか? * 今こそ、過去の歴史に学ぶときだ―― 古代ローマの政争や、近世の魔女狩り、ナポレオンの生涯などから得られる教訓を通じて、知の巨人が「AI革命」の射程を明らかにする。 ●目次 第II部 非有機的ネットワーク 第6章 新しいメンバー――コンピューターは印刷機とどう違うのか:連鎖の環/人間文明のオペレーティングシステムをハッキングする/これから何が起こるのか?/誰が責任を取るのか?/右も左も/技術決定論は無用 第7章 執拗さ――常時オンのネットワーク:眠らない諜報員/皮下監視/プライバシーの終わり/監視は国家がするものとはかぎらない/社会信用システム/常時オン 第8章 可謬――コンピューターネットワークは間違うことが多い:「いいね!」の独裁/企業は人のせいにする/アラインメント問題/ペーパークリップ・ナポレオン/コルシカ・コネクション/カント主義者のナチ党員/苦痛の計算方法/コンピューターの神話/新しい魔女狩り/コンピューターの偏見/新しい神々? 第III部 コンピューター政治 第9章 民主社会――私たちは依然として話し合いを行なえるのか?:民主主義の基本原則/民主主義のペース/保守派の自滅/人知を超えたもの/説明を受ける権利/急落の物語/デジタルアナーキー/人間の偽造を禁止する/民主制の未来 第10章 全体主義――あらゆる権力はアルゴリズムへ?:ボットを投獄することはできない/アルゴリズムによる権力奪取/独裁者のジレンマ 第11章 シリコンのカーテン――グローバルな帝国か、それともグローバルな分断か?:デジタル帝国の台頭/データ植民地主義/ウェブからコクーンへ/グローバルな心身の分断/コード戦争から「熱戦」へ/グローバルな絆/人間の選択 エピローグ:最も賢い者の絶滅/謝辞/訳者解説/原註/索引 ※発売日、本体価格、ページ数は予定のものです、今後予告なく変更になる可能性があります。
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