■七つの異界へ扉がひらく 神隠し怪奇譚 (竹書房怪談文庫)
■夜馬裕/著 若本衣織/著
商品説明
人が忽然と消え失せる現象、神隠し。意図的な失踪や犯罪と思いきや、中には神域、異世界に行ったとしか考えられぬ話もある。自然の中にも街中にも、時には家の中にも異界へ繋がる扉は突如現れ、口を開く。山で鹿を追って迷い込んだ洞窟の先にあったのは...「産火」、東北の寒村で七年に一度子供が消える現象と川の中の異世界...「毒水の女神」、史跡公園に現れる白い花をつけた幻の巨木。それを見た者は異界と繋がる...「古墳公園」、駅の備品倉庫に封印されたロッカー。ある日、中から音が...「あけたら、しめる」、同じ家に棲んでいるのにすれ違い続ける兄妹...「その存在は、一枚の紙の如く」他、7つのシーンで起きた神隠しを気鋭の二人が紡ぐ異界怪談録!
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