■靄靄
■カンタ/著
商品説明
水溜りボンド・カンタが綴る、真面目でおかしくて少し切ない「靄靄」な日々。日常の中で常に発生し続ける「もやもや」。右と左のどちらかを選んでも、割り切れないことはあるし、必ずその間にも気持ちは存在する。そんな「あわい」にこそ、本当の自分がいるのかもしれないと思う。例えば、水溜りボンドのチャンネル開設以来続けてきた毎日投稿をやめたとき。それを選んだ瞬間にだって、表では決して言えなかった思いがあった――。10年前の自分に言ってあげたい言葉が詰まった本なのだ。歳が僕より上でも、下でもそんなものは関係がない。きっとこの世界の誰かに必要な本になることを願って、曝け出すことを決めて書いた本だ。(「靄靄(あいあい)」より)結構大切な話をしてるときに、レモンかけます?って聞いてくる人がいる場合はそれは風習に従いすぎて、逆に空気を壊している。気を使うって何なんだろうと思う。(「レモン」より)いつも枕にして寝ていた。でも本当は、枕にしているように見えるだけで、僕の頭が重かったら可哀想だなと思って、重くないように頭をちょっと浮かせていた。そんなようなミミとの秘密はいくつもあった。(「愛犬ミミとの別れ」より)果たしてこの男は、僕にとってなんなのだろうか。一つ言えることは、自分の人生において、間違いなく友達になってこなかったタイプの男である。そもそも興味を持っているものや趣味も違う。ただどうにも根底の部分で共通する1ピースが一緒なのだと思う。(「相方ってなんだ」より)30歳を迎えたトップクリエイター、水溜りボンド・カンタが等身大の言葉で綴る、メモリアルエッセイ。
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