NHK木曜時代劇「銀二貫」ｶﾞｲﾄﾞﾌﾞｯｸ (TOKYO NEWS MOOK 通巻419号)/ 東京ﾆｭｰｽ通信社

商品説明
☆ 【いま最も伝えたい、聞かせたい、声に出して味わいたい言葉がある。そして、いま最も必要な、こころがある。】 2014年4月10日より、NHK「木曜時代劇」枠にてｽﾀｰﾄするﾄﾞﾗﾏ「銀二貫」。原作は"大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本"を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品に選出された、「みをつくし料理帖」ｼﾘｰｽﾞで知られる高田郁さんによる同名の傑作時代小説です。その見どころと、ﾄﾞﾗﾏおよび原作を通じて描かれる「今に通じる」いや「今だからこそ大切にしたい」心や言葉、思いを紹介する1冊をお届けします。 ☆巻頭ｽﾍﾟｼｬﾙ綴込付録 1とっておき「金言」ｽﾃｯｶｰ～心を奮い立たせ、心に沁みる名ｾﾞﾘﾌ～ 2天満、谷町、北浜…「銀二貫」の世界を歩く～大阪今昔ｽﾍﾟｼｬﾙMAP～ ● 【「銀二貫」とは～あたたかな思いと感動に包まれた物語を徹底紹介～】時は江戸時代。舞台は商人の町･大坂天満。ある一人の少年が、仇討ちで父を亡くし、自分もあわや討たれるかというところを、偶然居合わせた寒天問屋･井川屋の主人、和助に銀二貫で救われる。その少年=松吉の生命を救うために使われた銀二貫は、大火で焼けた天満宮再建のためにかき集めた大切なお金だった。「武士の息子」から「商家の丁稚」となった松吉にとって、商人(あきんど)としての厳しい修行と躾(しつけ)は、時にはつらいものだったが、大切な銀二貫を投げうってまで自分を救った人々の思いを胸に、松吉は不器用ながらもゆっくりと成長。だが、ある年の暮れにまたしても大火が…。小さな寒天問屋の暖簾をめぐる日々。さまざまな事件と松吉の成長を、得意先の料理屋の娘･真帆との淡い恋も絡め、涙と笑いたっぷりに描く人情時代劇。ｸﾗｲﾏｯｸｽで松吉と真帆が起こす奇跡のような出来事と、その陰でさまざまな人々の人生が交錯する瞬間は涙なしには語れません! その感動の世界を徹底ﾅﾋﾞｹﾞｰﾄします。 ● 【「銀二貫」に込めた思い…ｷｬｽﾄ&ｽﾀｯﾌ&原作者･高田郁さんﾛﾝｸﾞｲﾝﾀﾋﾞｭｰ】林遣都、松岡茉優、芦田愛菜、風間俊介、尾上寛之、浦浜ｱﾘｻ、板尾創路、いしのようこ、ほっしゃん。、塩見三省、津川雅彦…最も旬な若手実力俳優と圧倒的な存在感を見せるﾍﾞﾃﾗﾝが集結し、ｽﾀｯﾌも精鋭がｽﾞﾗﾘ。彼らに見どころと作品に込めた想いを直撃! また、原作者の高田郁さんへのﾛﾝｸﾞｲﾝﾀﾋﾞｭｰも読み応えたっぷりでお届けします。本作をはじめ、作品を通じて伝えたいこと…読むだけで胸がいっぱいになるﾒｯｾｰｼﾞ&ｴﾋﾟｿｰﾄﾞが満載です。 ● 【「なにわの商人･職人の魂」…今こそ伝えたい、生きるﾋﾝﾄ満載の心ふるえる名言集】劇中で登場する商人たち、職人たちは、度重なる火事や天災、事件に遭っても…決して腐らず(時には笑いながら)、自分たちの出来る限りの力を持ち寄って立ち上がります。その根底にはどんな志や思いがあるのか。ﾄﾞﾗﾏと原作に登場するｾﾘﾌや商人たちの習慣には、いつの時代でも共通な「大切なこと」が満載です。現代を生きる我々への大きなﾋﾝﾄとなる、声に出して読みたい彼らの金言、言行録を徹底紹介! ● 【ﾄﾞﾗﾏに出てくる「寒天料理」を大特集】主人公の松吉が奉公するのは寒天の問屋。劇中には、そんな寒天を使った料理、食べ物が登場します。「みをつくし料理帖」ｼﾘｰｽﾞでも知られる、本当に美味しそうな"高田さんﾜｰﾙﾄﾞ"は本作も同様で、これらの料理も見るだけで、読むだけでお腹がなってしまいそうなものばかり。栄養たっぷり、繊維たっぷりの食材だけに放映後は寒天ﾌﾞｰﾑ到来間違いなし!? そんな寒天を使った、目にも舌にもｶﾗﾀﾞにも滋味深い料理をﾚｼﾋﾟつきで紙面で再現します。また、極寒の中で行われる寒天の製造にも密着。松吉はじめ登場人物たちの苦心、辛苦を知れば、よりﾄﾞﾗﾏの感動も味わっていただけるはず。 ●【「この本を読んでもらいたい」…"現代の商人(あきんど)"たちの想い第1回「Osaka Book One Project」で、作品を選考し、店頭で薦めるﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄを実行した大阪の書店員の方々の生の声を特別取材。本作が選出された理由には、(商売だけでなく人生においても)当たり前だけど、時に忘れがちな、ある大切なことが詰まっているから。"現代の商人(あきんど)"たちの声も…熱いです! ●【「銀二貫」を歩く~お楽しみｽﾍﾟｼｬﾙMAPも、乞うご期待! 】舞台となる天満界隈を中心に、劇中で登場する街を歩いてみると…当時の情緒をしのばせる素敵な場所、お店がいっぱい! そんなｽﾎﾟｯﾄの数々を大紹介。また、付録として、当時の街並みと今の街並みを重ねて楽しめるｽﾍﾟｼｬﾙMAPも製作しました。江戸時代の人々の暮らしに想いをはせ、松吉と真帆が出会ったあの場所や、和助や善次郎が歩いたあの場所を体感していただけます。天下の台所とうたわれた「大坂」と、現代の「大阪」をこれ1冊で味わえる…さぁ、あなたも一緒にﾀｲﾑﾄﾘｯﾌﾟ! (一部内容は変更になる場合がございます)