戦争、差別、暗殺、そして家族～ｱﾒﾘｶﾝ･ﾄﾞﾘｰﾑの蹉跌、自壊と再生のうた/ ｵﾑﾆﾊﾞｽ

商品説明
国際的には泥沼化していったﾍﾞﾄﾅﾑ戦争、国内では激化する黒人差別問題、そして要人の暗殺、一方生活面では離婚の増加による核家族化の加速など1960年代から70年代にかけてｱﾒﾘｶが抱えていた問題が一気に噴出した時代に、ﾋﾞﾝｸﾞ･ｸﾛｽﾋﾞｰ、ﾌﾗﾝｸ･ｼﾅﾄﾗ、ﾒﾙ･ﾄｰﾒなどの大御所から、ﾎﾟｰﾙ･ｱﾝｶ、ﾃﾞｨｵﾝ、ｴﾙｳﾞｨｽ･ﾌﾟﾚｽﾘｰ、ﾌｫｰ･ｼｰｽﾞﾝｽﾞ、ﾋﾞｰﾁ･ﾎﾞｰｲｽﾞといった様々な世代のｱｰﾃｨｽﾄ達がこれらの問題について歌った曲を集めた極めて興味深いｺﾝﾋﾟﾚｰｼｮﾝ。この時代の閉塞感を歌ったﾋﾞｰﾁ･ﾎﾞｰｲｽﾞの「7月4日」、ﾛﾊﾞｰﾄ･ｹﾈﾃﾞｨとも親しかったﾎﾞﾋﾞｰ･ﾀﾞｰﾘﾝがﾛﾊﾞｰﾄ暗殺後に発表した「ｸｴｽﾁｮﾝ」、ﾃﾞｨｵﾝの亡くなった英雄たちへの讃歌「ﾘﾝｶｰﾝ、ｷﾝｸﾞ牧師、そしてｹﾈﾃﾞｨ」、離婚をﾃｰﾏにしたｼﾅﾄﾗの「ｻﾞ･ﾄﾚｲﾝ」、家族の崩壊を歌ったﾌｫｰ･ｼｰｽﾞﾝｽﾞの「土曜日だけの父親」、偏見による差別を歌ったﾃﾞｨｰﾝ･ﾏｰﾃｨﾝの「ﾄﾞｩ･ﾕｰ･ﾋﾞﾘｰｳﾞ･ﾃﾞｨｽ･ﾀｳﾝ」など全24曲収録。解説: 安田謙一。