商品説明
1920年代のアメリカで実際に起こった悪名高き冤罪事件"サッコ=ヴァンゼッティ事件"。その人種的、思想的差別と偏見に満ちた裁判の一部始終を、鬼才ジュリアーノ・モンタルド監督が冷徹に映画化。サッコ役のリカルド・クッチョーラが迫真の演技で、1971年のカンヌ交際映画祭で男優賞を受賞した。名匠エンニオ・モリコーネが音楽を担当し、また本作に賛同したジョーン・バエズが主題歌2曲 (「勝利への讃歌」「サッコとヴァンゼッティのバラード」)をモリコーネと共作し、大きな話題を呼んだ。今も厳然と存在する「冤罪問題」を真正面から描いた名作ドラマ。初Blu-ray化! ――1920年、イタリア移民への差別と労働問題が叫ばれていたボストン。靴職人のニコラ・サッコと魚行商人のバルトロメオ・ヴェンゼッティは、運悪く護身用のピストルを携帯していた廉で警察に逮捕される。全くの無実にもかかわらず、イタリア移民のアナーキストという理由だけで、ふたりはまるで身に覚えのない現金強盗殺人事件の容疑者にされてしまう。だが次々に提示される証言・証拠は、ことごとく彼らが犯人であることを示していた。やがてふたりに有罪の判決が下されるが・・・。
特典:
特典映像収録