商品説明
[日活110年記念 ブルーレイ&DVDシリーズ 20セレクション] 映画史上の金字塔と称される伊藤大輔監督の『忠次旅日記』。発掘された「幻のフィルム」を国立映画アーカイブが復元し蘇った奇跡の名作! 同じく現存する15分をデジタル復元した『長恨』をW収録した、「デジタル復元版」完全保存版ブルーレイ! 『忠次旅日記』は、1927年に製作された。第1部「甲州殺陣篇」、第2部「信州血笑篇」、第3部「御用篇」の三部からなる。監督は伊藤大輔、主演は大河内傳次郎。後に伊藤監督の代名詞ともなった移動撮影、表現主義的技法、激しい立ち回り、字幕の巧妙な使用等、従来の時代劇にはない繊細かつ野心的な試みが結実した魅力に溢れ、大ヒットし高く評価された。オリジナルネガは紛失し上映用のフィルムも失われていたが、1991年12月、広島県の民家の蔵から可燃性の35mmフィルムが発見され東京国立近代美術館フィルムセンターで復元作業が行われた。フィルムは第2部の1部と第3部の大部分であることが判明した。2011年にはフィルムセンターがデジタル復元を行い、オリジナルの染色も再現した。本作のマスターはこのデジタル復元版である。映画史上の傑作が、発掘復元という歴史を超越したドラマの末に蘇った貴重な作品。ピクチャーディスク仕様。●『忠次旅日記』英語字幕付き (英語字幕は本編焼き付けになります。ON/OFF不可)
特典:
音声特典: 『忠次旅日記』弁士音声を特別収録 [弁士: 坂本頼光] (ON/OFF可)、映像特典: 国立映画アーカイブ所蔵の貴重な関連資料をデータ収録