商品説明
昨年発表された傑作3rdアルバム「ハレルヤ」も記憶に新しい壊れかけのテープレコーダーズ、早くも届けられた最新作は初のシングル作品にして両A面! リーダーのkomoriが「2012年の内に録っておきたかった」と語る本作は、エンジニアには、アルバム『ハレルヤ』と同様、近藤祥昭 (GOK SOUND)を迎え、2012年の年の瀬に制作。「踊り場から、ずっと」は壊れかけのテープレコーダーズの中でも飛びきりポップでキャッチーなナンバーで、ライヴのクライマックスを飾るアンセムとして、既にファンの間では人気の楽曲。「羽があれば」は清涼感のあるコードワークやハーモニーとハードなボトムが見事に融合した、スミスとレッド・ツェッペリンを足して割ったようなミディアムナンバー。どちらも壊れかけ流のポップセンスが更なる高みへと登り詰めた楽曲だが、そのポップさの裏では歌詞がより諦念に包まれ、空虚さを増している点にも注目して頂きたい。ビルの隙間の踊り場でうなだれ、羽を剥がれ、朽ちた天使達への歌とは? この空虚な2編のうたはkomoriなりの3.11以降の世界に対するメッセージでもある。
ボーナス・トラック:
昨年10月に行われた新宿Motionでのワンマンライヴからの音源、及び、昨年末に亡くなられたJIROX (今井次郎)との共演の際の音源 (komoriとyusaのアコースティック編成)を収録。