商品説明
値札のついた命――これは、事実か、真実か、現実か。幼児買春、人身売買の知られざる"闇"に迫る、2008年最大の衝撃作!! 「亡国のｲｰｼﾞｽ」の阪本順治監督が、「血と骨」梁石日の問題小説を果敢に映画化。ﾀｲで今も行われている人身売買、幼児売買春･･･。そのあまりにも残酷でおぞましい現実を、ﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰではなく劇映画という形で真正面から捉え、そこに日本人が加害者としてかかわっている事実まで描き出した問題作。大がかりなﾀｲ･ﾛｹを敢行、監督自らの脚色で原作とは異なる衝撃的なﾗｽﾄも織り込み、劇映画ならではのｱﾌﾟﾛｰﾁで、緊迫感溢れる傑作を撮り上げた。ｷｬｽﾄには、江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市と、日本を代表する豪華俳優陣が企画に賛同し結集!! そして桑田佳祐が作品のﾃｰﾏに共感し、主題歌を書き下ろし!! ――ﾀｲ駐在の新聞記者、南部浩行が、闇ﾙｰﾄでの臓器売買に関する取材を始めると、金のために子供の命までもが容赦なく奪われるという、想像を遙かに超えたおぞましい実態が明らかになってくる。一方、理想を胸にﾊﾞﾝｺｸのNGO団体に加入した音羽恵子も、子供たちがさらされている、あまりに悲惨な現実を目の当たりにしていく。やがて、突然姿を消した貧民街の少女が売春宿に売り飛ばされていることを知った恵子らNGOのﾒﾝﾊﾞｰは、彼女を助け出そうとするが･･･。 ﾒｲｷﾝｸﾞ、ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ、舞台挨拶映像を収録した特典ﾃﾞｨｽｸ付き。
特典:
監督とｽﾀｯﾌによるｵｰﾃﾞｨｵ･ｺﾒﾝﾀﾘｰ、予告篇 (本編ﾃﾞｨｽｸに収録)
