商品説明
《2023年カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品》《2023年ナストロ・ダルジェント賞 7部門受賞》《2024年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 5部門受賞》スティーヴン・スピルバーグが映像化を断念した「エドガルド・モルターラ誘拐事件」を、イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ監督が映画化。カトリック教会によるユダヤ人少年誘拐事件というイタリア史上最大級の波紋を呼んだ史実に迫り、世界中の映画祭を席巻した話題作。事件の鍵を握る教皇ピウス9世役に、本作で2023年金鶏奨主演男優賞を受賞したパオロ・ピエロボン。息子のために奔走する父親モモロ役には、『シチリアーノ 裏切りの美学』ほかベロッキオ作品常連のファウスト・ルッソ・アレジ。母親マリアンナ役には、本作で2023年ナストロ・ダルジェント賞主演女優賞に輝いたバルバラ・ロンキ。イタリアを代表する実力派俳優らが集結した。少年期エドガルド役に、約2000人のオーディションを勝ち抜き、映画初出演&俳優デビューを飾った新星エネア・サラ。青年期エドガルドに、映画デビュー作『蟻の王』で2022年ヴェネチア国際映画祭新人賞を受賞した注目の若手レオナルド・マルテーゼ。共同脚本に、本作で2023年ナストロ・ダルジェント賞脚本賞、2024年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞脚色賞を受賞したスザンナ・ニッキャレッリ。製作には、『マーティン・エデン』『シチリアーノ 裏切りの美学』のベッペ・カスケット。――1858年、ボローニャのユダヤ人街で、教皇から派遣された兵士たちがモルターラ家に押し入る。枢機卿の命令で、7歳になる息子エドガルドを連れ去りに来たのだ。取り乱したエドガルドの両親は、息子を取り戻すためにあらゆる手を尽くす。世論と国際的なユダヤ人社会に支えられ、モルターラ夫妻の闘いは急速に政治的な局面を迎える。しかし、教会とローマ教皇は、ますます揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に応じようとしなかった・・・。
特典:
特典: マルコ・ベロッキオ監督より日本公開に向けたメッセージ、レオナルド・マルテーゼより日本公開に向けたメッセージ、オリジナル予告編