商品説明
たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとええ日になる。大きな時代の波に翻弄されながらも、強くたくましく生きる、家族たち。大粒の汗と涙、明日へと向かう希望に包まれる感動の物語。映画『月はどっちに出ている』『血と骨』『愛を乞うひと』でキネマ旬報ベストテン脚本賞受賞の脚本家・鄭義信が自身の舞台を映画化! 真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、そして韓国の映画界を代表する名優キム・サンホ、イ・ジョンウンら多くの実力派俳優たちが集結! ――万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、"たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる"それが龍吉のいつもの口癖だった。そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり―。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった―。ブックレット封入。
特典:
映像特典: イベント映像集、予告編集(特報・予告編・TVスポット)