■渦になる
■きのこ帝国
商品説明
〜無垢にイノセントに「生きるか死ぬか」〜「人によっては暗い音楽と捉える人もいると思うんですけど、自分的にはものすごくポジティヴな歌を書いてると思っていて。マイノリティの味方でいたいと思うし、そうじゃない人たちのことも理解したい。究極的に言えば、みんな生きながら普遍的なことに悩んでいると思うんですよ。そういうところにちゃんと届けばいいなって。バカにされてもいいから言うんですけど、私は生きるか、死ぬかしか表現していないつもりなので」(佐藤) バカになどするものか。一度触れたら、その場から動けず、それと同時に感情の深淵な場所にまで響き、掻き乱し、染み入り、満たす旋律が鳴っている。どうしても刻みつけなければならない瞬間だけを、全身全霊で深呼吸するように閉じた込めた歌。そこに繊細かつ鮮烈な色と匂いと景色をつける2本のギター。静謐な音像を汚さないまま躍動し、歌がたどり着くべき場所まで導いていくリズム。無垢な少年と成熟しきった女性が声帯の震えとともに渾然一体となったような、忘れがたき声色。 きのこ帝国が結成されたのは、2007年。同じ大学に通っていた、佐藤(Gt, Vo)、あーちゃん(Gt)、谷口滋昭(Ba)、西村コン豪人(Dr)の4人から成る。結成の翌年からライヴ活動を開始し、以降ライヴハウス・シーンで特別な存在感を放ち続けている。これまで2枚の自主制作アルバムをリリースし、本作『渦になる』が初の全国流通盤となる。出身地も音楽的なルーツもバラバラの4人が、全曲の作詞作曲を担う佐藤の歌を中心に据えて融合していき、ポスト・ロック、シューゲイザー、オルタナティヴ・ロックを昇華したサウンドスケープを確立していった。だが、きのこ帝国の楽曲はジャンル云々の切り口では到底語り尽くせない吸引力をたたえている。彼らがこれまで大切に育んできた楽曲と最新曲で構成された--つまり、バンドのこれまでとこれからがパッケージされた--本作『渦になる』の7曲を聴いてもらえば、筆者の言いたいことは十二分に理解してもらえるだろう。「ひとりだけものすごく大嫌いな人がいて。これまでは、だいたいその人に向けて曲を書いていたんです。でも、その人がいなかったから、バンドがここまで来るモチベーションは生まれなかったと思うし、最近はその人にある意味では感謝しなきゃなと思っていて。そう思えるようになってからは、曲の方向ががまた違
出荷:
販売終了(購入不可)
■
詳細ページ
■
ジャケット画像
商品検索
ヘルプ
TOP
OTOSHOP
powered by Neowing