■HELLO YELLOW
■D.W.ニコルズ
商品説明
「10年後も色褪せない音楽」をモットーに、時代に流されることなく普遍的な音楽を奏で続けているD.W.ニコルズ。『HELLO YELLOW』まだD.W.ニコルズを知らない人や、名前は知っていても音楽を聴いたことがない人たちへ、そして今の世の中を生きるすべての人たちへ、あらためて、はじめましての気持ちで届けたいという「HELLO」。そして、太陽と大地の匂いのする音楽、シンプルでストレートなメッセージ、わたなべをはじめとする親しみやすくユーモラスなキャラクターのイメージカラー「YELLOW」。約5年ぶりとなった4枚目のスタジオ・フルアルバムのタイトルには、そんな意味が込められている。ニコルズの新たな名刺と言える作品だ。バンジョーと手拍子で始まるオープニング曲では子どもたちの元気な声が聴こえ、ニコルズらしい高揚感でこのアルバムはスタートする。続くリードトラック「はるのうた」は、春の陽気さの陰に必ずある心細さや寂しさ、不安な気持ちと、それを勇気づけ支えてくれる誰かの言葉や声、音楽をテーマにした楽曲。爽快なアコースティックギターと跳ねるような軽快なビートにのせて「かなしみは風の中へ、さよなら」とうたう、爽やかさと切なさの中に人生の深みを感じられる、ニコルズの新たな春のアンセムだ。わたなべの等身大の言葉たちで紡がれる曲たちはより身近に感じられ、まっすぐに、聴き手の深いところにストンと届く。 アルバムを通してバラエティ豊かな楽器が登場するが、特に印象的なのがアコースティック楽器の多さだ。ギター、バンジョー、ウクレレ、ドブロ、ウッドベース、ボンゴ、ウィンドチャイム...。これらの楽器だけ見ればまるでカントリーバンドやジャグバンドのようだが、展開されるのはシンプルで広く開かれたポップ・ミュージックと今の世の中へのメッセージだ。これはニコルズならではの「ネオ・カントリー・ポップ」の一つの完成形と言える。10年前に初めて全国流通でリリースした「愛に。」や、結成当初から演奏されている「haleiwa」も再レコーディングによって収録されているが、D.W.ニコルズがずっと掲げ続けてきたモットーである普遍性を証明するかのように、10年前よりも寧ろ輝きを増して今の時代に鳴り響く。この『HELLO YELLOW』は、10年後どころかその先までずっと色褪せることなくフレッシュに響き、そして長く愛される、D.W.ニコルズの「新鮮な普遍性」を象徴するような作品だ。
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