FM802 OTOSHOP
New Balearic House
池田正典 Masanori Ikeda
商品説明
小西康陽主宰から数々発表してきた作品は、サントラ盤をカットアップしたかのようなポップな作品であり、それを手掛けるMansfieldこと池田正典はラウンジ・シーンのアイドルでもあった。しかし、現在の池田正典が<東京バレアリック>、等のパーティで披露するDJは、ジャズ〜ラウンジのイメージが強いMansfield作品と大きく異なる。が、現在のDJとかつてのMansfield作品の間に、共通点がないというわけではない。活動の変遷を見つめてみると、そこにははっきりとした軸があることがわかる。池田正典は、90年代をまるまるロンドンで過ごしている。90年代のロンドンはこの音楽(クラブ・ミュージック)の中心地であり、ここではとても書ききれないぐらい、フレッシュな音楽を産み出してきた。池田正典は、プロデューサー、DJとして、数々の変遷を重ねてきたかもしれないが、その根っこでは、"UKのDJカルチャー"から強烈過ぎる影響を受けてきたのがわかる。プロデューサーとして池田が関わってきた--レアグルーブ、ラウンジ、ブレイクビーツ、そして現在のプログレッシブ・トランス〜バレアリック。これらはすべて、UKから産まれて、世界各地に飛び火していったコンテクストなのだ。「ここ2年程のDJスタイルを凝縮させた」と話すオフィシャル・ミックスCDには、彼がヘビーに使い倒してきた--プログレッシブ・トランス、エレクトロ・ハウス、バレアリック・ミュージックから選りすぐった盤が並ぶ。メジャーな曲はなく、"フェイスレス"なトラックが多いかもしれない。が、池田の指と耳によく馴染んだ曲を揃えたことで、ライブ感豊かな(当然だが、本盤はライブ・ミックス)流れがよく出ている。高音域の"カド"の部分を削ぎ落とし、中低域を強調したボトム・ヘビーなミックスがフェイスレスなトラックの数々を生々しく連結する。ちなみに、このDJスタイルを池田正典は"ソフト・トランス"と呼ぶ。"トランス"に大衆的なバリューを見出し、自らのDJがそこで揉まれることを受け容れる。それをよしとする。長いキャリアを持つにも関わらず、池田正典のDJ観は、人が思う以上にフレッシュだ。なお、本作品の最後はWilliam Pitt「City Lights」を自らカバーし、締めくくられる。説明不要かも
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