商品説明
日本のメガネの95%を生産する福井県、メガネ工場をゼロから立ち上げた兄弟と、二人を支え続けた妻の情熱と愛の物語! 主人公・むめには、北乃きい。むめの夫である増永兄弟の兄・五左衛門には、小泉孝太郎。弟の幸八には、森崎ウィン! 監督は『えちてつ物語 〜わたし、故郷に帰ってきました。〜』の児玉宜久、原作は藤岡陽子の小説「おしょりん」。──時は明治37年、福井県 (現・福井市麻生津)の庄屋の長男・増永五左衛門と結婚したむめは、育児と家事で忙しい日々を送っていた。ある日、五左衛門の弟の幸八が勤め先の大阪から帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと持ち掛ける。今はほとんど知られていないメガネだが、活字文化の普及で必ずや必需品になるというのだ。成功すれば、冬は収穫のない農家の人々の暮らしを助けることができる。初めは反対していたが、視力の弱い子供がメガネをかけて大喜びする姿を見て、挑戦を決めた五左衛門は、村の人々を集めて工場を開く。だが、苦労の末に仕上げたメガネが「売り物にならない」と卸問屋に突き返され、資金難から銀行の融資を受けるも厳しく返済を迫られ、兄弟は幾度となく挫折する。そんな二人を信じ、支え続けたのが、決して夢を諦めない強い心を持つむめだった。彼女に励まされた兄弟と職人たちは、"最後の賭け"に打って出る──。
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特典映像: 予告編