商品説明
狂い始めたカルテットに、最終楽章の幕は上がるのか。ベートーヴェンの名曲にのせて、フィリップ・シーモア・ホフマン、クリストファー・ウォーケン、キャサリン・キーナーなど、豪華アカデミー俳優が奏でる感動のアンサンブルドラマ。ベートーヴェン弦楽四重奏第14番は、全7楽章を"アタッカ"で、途切れることなく演奏しなければならない難曲。チューニングすることは不可能なため、歪んでいく音色のなかに、調和を探し続ける演奏に、人生そのものを重ねた物語。デヴィッド・リンチ作品でお馴染みのアンジェロ・バダラメンティが音楽を担当。撮影は、デヴィッド・リンチ、ジム・ジャームッシュ作品を手掛けるフレデリック・エルムズなど、多彩な製作陣! 世界的に著名なブレンターノ弦楽四重奏団が劇中演奏を担当。その他人気メゾソプラノ歌手のアンネ=ゾフィ・オッターが出演するなど、プロの音楽家たちが参加。――冷徹なまでに精確な演奏で客を魅了する第一バイオリンのダニエル、色彩と質感を与える第二バイオリンのロバート、深みを添えるビオラのレイチェル、そして、チェロのピーターが完璧な四角を支えている。ある日、チェリストのピーターがパーキンソン病の告知を受ける。今季をもって引退したいと申し出るが、残されたメンバーは動揺を隠せない。憤り、嫉妬、ライバル意識、家庭の不仲、不倫。それまで抑えてきた感情や葛藤が露呈し、不協和音が響きはじめる。 パンフレット縮刷兼弦楽四重奏楽譜ポスター(A2サイズ)封入。
特典:
キャスト・インタビュー(約4分)、日本版劇場予告編、海外版予告編