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ねばぎば新世界
邦画
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WICA2021 外国映画部門 最優主演男優賞 (赤井英和・上西雄大)、ニース国際映画祭2020 外国映画部門最優秀作品賞・最優秀脚本賞受賞。 国内外で話題を呼んだ児童虐待を題材にした『ひとくず』の上西雄大監督作品『ねばぎば 新世界』がついに完成。本作は大阪・新世界を舞台に、かつての大映映画、勝新太郎・田宮二郎の「悪名」シリーズを彷彿とさせる痛快アクションドラマ。新世界、西成に棲む人間味溢れる個性と、今も残る浪速の人情を織り交ぜ、社会の明と暗、善と悪、表と裏の世界観の中、展開する。主演は『どついたるねん』の赤井英和と、上西雄大のW主演。その他、西岡徳馬、小沢仁志、有森也実、田中要次、菅田俊、徳竹未夏、古川藍、など豪華キャストで集結。 ――舞台は大阪新世界。かつてヤクザの組を潰して廻っていた村上勝太郎 (通称・勝吉=赤井英和)は、自身のボクシングジムを営んでいたが、練習生がジムで覚醒剤取り引きをし逮捕されたことでジムを畳む。その後、元犯罪者の更生プロジェクトを運営している幼馴染み・沢村源蔵の経営する串カツ屋で働き出す。ある日、勝吉は刑務所の慰問に誘われて訪れた刑務所で、かつて共にヤクザを潰して廻った弟分・神木雄司 (通称・コオロギ=上西雄大)と再会する。コオロギは悪い女に引っかかり覚醒剤所持で服役していたが、間もなく沢村の協力で出所し勝吉と共に串カツ屋で働き出す。勝吉はある日、少年・徳永武が逃げ出した宗教団体に捕まるところに居合わせ武を助けるが、武は洗脳されており、また、母親が入信し父親と別れさせられたショックから口がきけなくなっていた。失読症で文字が読めないコオロギは筆談で会話をしようとする武が書く文字が読めず悔しい思いをする。また、その宗教団体には、かつて勝吉にボクシングと"Never giveup (ねばぎば)"という言葉を教えた恩師・須賀田元 (西岡徳馬)の娘・琴音 (有森也実)も入信していた。武と恩師の娘を助ける為、見返りを求めない人情の男・勝吉とコオロギは再びコンビで立ち上がる。
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