ｸﾈﾋﾄ: 自然の音楽的描写他/ ｸﾘｽﾃｨｱﾝ･ﾍﾞﾝﾀﾞ(指揮)/ﾄﾘﾉ･ﾌｨﾙﾊｰﾓﾆｰ管弦楽団/ﾌﾟﾗﾊ･ｼﾝﾌｫﾆｱ管弦楽団

商品説明
1752年ﾋﾞｰﾍﾞﾗｯﾊで生まれ、最初はｵﾙｶﾞﾝなどの鍵盤楽器とｳﾞｧｲｵﾘﾝ、歌を学んだｸﾈﾋﾄ。ﾜｲﾏｰﾙやｼｭﾄｩﾂｶﾞﾙﾄで様々な活動をし、最終的には生まれ故郷に戻りｵｰｹｽﾄﾗの監督として生涯を閉じました。彼はｵﾙｶﾞﾆｽﾄとしても素晴らしい才能を有していて、同じ「自然」を題材にした曲を作っていますが、何より彼の名が現在残っているのは、この「田園交響曲」とも言える"自然の音楽的描写"に拠ってでしょう。この曲の存在自体は、ﾍﾞｰﾄｰｳﾞｪﾝの「田園」が語られる時に、おまけのように付け加えれらることがありますが、なかなか実際の曲を聴く機会がありません。そんなﾌｧﾝの方にお届けするのがこの1枚です。各楽章の標題は全くﾍﾞｰﾄｰｳﾞｪﾝそのもの。多少「嵐」の迫力が不足しているとはいえ、これはこれで興味深いものであることは間違いありません。さてﾍﾞｰﾄｰｳﾞｪﾝとｸﾈﾋﾄの関係はいかがなものであったの･･･。これは想像にお任せいたしましょう。余白には同時代の作曲家ﾌｨﾘﾄﾞｰﾙの序曲集が収録されています。