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商品説明
疑似科学を動員した知的支配の政治経済学的構造を、社会言語学・障害学等をもとに論じる「あたらしい知識社会学」のための序説。知の威信秩序とその格差構造、社会科学の射程および境界、「日本語特殊論」をはじめとする「言語論」、沖縄島への米軍基地集中を合理化する地政学的議論など、既存の体制への挑戦。
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収録内容
1 | 問題の日常的忘却としての「NIMBY(Not In My Back Yard)」を中心に |
2 | 第1部 人文・社会科学の政治経済学序説(知の序列-学術の政治経済学序説 |
3 | 社会科学の射程=境界線・再考-狭義の社会科学と広義の社会科学 |
4 | 科学の対象としての文化・再考-文化の社会学序説) |
5 | 第2部 ことばの政治経済学-疑似科学=イデオロギー装置としての言語論(言語研究者の本質主義-近年の俗流言語論点描1 |
6 | 漢字依存と英語依存の病理-近年の俗流言語論点描2 |
7 | 日本語特殊論をつらぬく論理構造-近年の俗流言語論点描3 |
8 | 辞書の政治社会学序説-近年の俗流言語論点描4 |
9 | 日本語ナショナリズムの典型としての感じ論-近年の俗流言語論点描5 |
10 | 公教育における第二言語学習の選択権-言語権とエスペラント履修) |
11 | 第3部 配慮と分離の政治経済学(新憲法=安保体制における受苦圏/「受益」圏の分離・固定化としての琉日戦後史-「復帰」をはさむ、2つの4半世紀に貫徹する「1国2制度」 |
12 | 日本国憲法下における沖縄人の地位-代理署名拒否訴訟「沖縄県第三準備書面」を素材にした日本国憲法再読 |
13 | イデオロギー装置としての戸籍-戦後沖縄にみる戸籍制度周辺の諸矛盾を中心に |
14 | 障がい者文化の社会学的意味) |