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商品説明
日本海に浮かぶ孤島、隠岐。そこは伝統的な相撲が島民の生活の中に息づく「相撲の島」。島に大きな祝事があるとき開かれる古典相撲では、夜を徹して数百番の取り組みが行われる。相撲島に足を踏み入れ、香しい生活文化に魅せられた筆者が、相撲とそれを取り巻く人々の姿をいきいきと描く、渾身のルポルタージュ。
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収録内容
1 | 古典相撲を復活に導いた郷土愛 |
2 | パニックを誘う"古典"の存在感 |
3 | 地域の代表として取る相撲 |
4 | 基層文化あればこその共同体意識 |
5 | 地域に男として生まれた「運命」 |
6 | 二番勝負の意味をみせつけた大関戦 |
7 | 五箇気質の本領と見事な対人感覚 |
8 | "手作りの味"を残した相撲大会 |
9 | 隠岐相撲の本質を問い直す時期 |
10 | 若者を土俵に引きもどした契機 |
11 | 鬼気迫る座元のぶつかり稽古 |
12 | 半端でない前夜祭の盛り上がり |
13 | 「相撲の輪廻」の中に生きる隠岐人 |