本/雑誌
東アジア歴史認識論争のメタヒストリー 「韓日、連帯21」の試み
小森陽一/編著 崔元植/編著 朴裕河/編著 金哲/編著
3080円
ポイント | 1% (30p) |
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発売日 | 2008/11/28 発売 |
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商品説明
「従軍慰安婦」問題や靖国問題、竹島(独島)問題、教科書問題など、東アジア、とりわけて韓日の歴史認識をめぐる対立はますます激化している。この局面を打開して真の和解をめざすために、韓日の有志が4年間、真摯な討論を重ねてきたシンポジウムの成果をまとめる。
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収録内容
1 | 1 韓国、日本、東アジア-新たな未来への構想のために(ポスト一九六五年を点検するメモ |
2 | 「居心地の悪さ」に直面するということ-「日中・知の共同体」プロジェクトの経験から |
3 | 抵抗と絶望 |
4 | 韓日間の過去の克服はいかに可能か) |
5 | 2 教科書問題再論(「つくる会」の歴史歪曲教科書と「二〇〇五年問題」 |
6 | 国史教科書に描かれた日帝の収奪の様相とその神話性 |
7 | 日本における憲法・教育基本法改悪の現段階-自閉的ナショナリズムとメディアの壁 |
8 | 「東アジア史」の可能性-日本・中国・韓国=共同編集「未来をひらく歴史」(二〇〇五年)をめぐって) |
9 | 3 「慰安婦」問題をどうとらえるか(アジア女性基金問題と知識人の責任 |
10 | アジア女性基金の歴史的総括 |
11 | 韓日問題を解く第三の道を模索するために |
12 | 韓日社会のなかの日本軍「慰安婦」問題とトランスナショナルな女性連帯の可能性-「二〇〇〇年女性国際戦犯法廷」を中心に) |
13 | 4 「靖国」問題を問い直す(天皇と靖国 |
14 | 記念の政治学-銅雀洞国立墓地の形成とその文化・政治的意味 |
15 | 朝鮮青年エリートの皇国臣民アイデンティティの遂行-アジア・太平洋戦争期の朝鮮人学徒兵に関するノート) |
16 | 5 加害と被害の記憶を越えて-『ヨウコ物語』波紋を契機として(満洲の記憶 |
17 | 帰還の物語を再読する-集団的記憶を超えて |
18 | 「日本人妻」という問題-韓国家父長制との関連で |
19 | 日本植民地主義の歴史記憶とアメリカ-『ヨウコ物語』をめぐって) |
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