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商品説明
前代未聞の「一冊の本だけを売る書店」として、国内はもとより海外からの注目も集める銀座・森岡書店。そんな型破りな店の誕生前夜の物語。散歩と読書三昧の青年が神田神保町の老舗古書店に飛び込み、波乱の修業時代を経て、個性的な古書店を開業、成功させるまでをリリカルに描く。「見渡すかぎりの荒れ地。風はそのあいだを土煙を巻いて、侘びしく吹き抜けた。住所はさしずめ東京都中央区無番地といったところだろう。私はそこに古本屋を開いてしまった」。本を愛する人、書店を開いてみたい人、書店に関わる人すべて必読の一冊。
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収録内容
1 | 1 「本」と「散歩」の日々(中野ハウス |
2 | 古本を求めて神保町通い |
3 | 予算は二〇〇〇円 ほか) |
4 | 2 「一誠堂書店」の日々(入社試験 |
5 | 配属は一階の売場 |
6 | 落丁調べとブラシ ほか) |
7 | 3 「森岡書店」の日々(ここで古本屋をはじめたい |
8 | 独立のスイッチ |
9 | 買いつけはプラハとパリ ほか) |