本/雑誌
帝国日本における越境・断絶・残像人の移動
植野弘子/編 上水流久彦/編
3300円
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発売日 | 2020年02月発売 |
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商品説明
国境なき越境、その実像を「人」から探る。内地と外地を厳しく分けながらも一体化をはかる強大な国家権力。複雑な境界線が入り混じる中で、統治下の台湾・朝鮮そして満洲まで軽々と渡りゆく人々もいた。かつての大東亜「グローバリズム」の実態を、人の側面から克明にたどる。
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収録内容
1 | 序 帝国日本における人の交錯 |
2 | 植民地研究の断絶と継承―秋葉隆を中心に |
3 | 国際交流事業における在日コリアンの参与―対馬と下関の朝鮮通信使再現行列を中心に |
4 | 韓国華僑と台湾―台湾の大学への「帰国」進学者を対象に |
5 | 沖縄県の台湾系住民をめぐる記憶の連続・断裂・散在―宮古地方と八重山地方を比較して |
6 | 大東亜戦争に巻き込まれた人類学者、鹿野忠雄―鹿野学の漂流と移動 |