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商品説明
大正に生まれ、九十三歳で「令和」を迎えた著者が、還暦から米寿までの約三十年間、平成時代の作品をまとめた紀行文集。初老を過ぎて再探訪した地で歴史への思いをはせる第一部。知られざる古道や山里をたずね、その地に根付く伝説をひもとく第二部、郷愁を感じた曽遊の地への紀行で構成する第三部の三部構成に計45編を収録。ベテラン作家らしい円熟の文章表現で、平成年間における山と旅のエピソードを描ききった一冊。
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収録内容
1 | 第1部 変わりゆく山河(大杉谷・再探訪 |
2 | 翁峠盛衰記 |
3 | 安房峠への哀惜 ほか) |
4 | 第2部 名残の秘話(信州・南北の秘湖 |
5 | 古道の峠越え |
6 | 浮かぶ面影 ほか) |
7 | 第3部 郷愁の山路(早春の高尾山 |
8 | 西沢渓谷をゆく |
9 | 山桃の里・森の娘 ほか) |