商品説明
資本主義が崩壊し格差の広がった現代。各国指導者は再びファシズムに手を染めようとしている。それはバラバラになった個人を束ねる劇薬だ。効能バツグン、だからあぶない。しかし、日本人はあまりに無防備だ。多くがファシズムを独裁や全体主義と混同している。元外務省主任分析官・佐藤優と『未完のファシズム』著者・片山杜秀による白熱対談。「知」を武装し、来たるべき時代を正しく恐れよ!
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収録内容
1 | 序章 感化する力 |
2 | 第1章 ファシズムは悪なのか―イタリアファシズムの起源を辿って |
3 | 第2章 「持たざる国」に生きる天皇制―朝鮮出兵・明治維新・日露戦争 |
4 | 第3章 玉砕思想が生まれるまで―皇道派対統制派・陸軍対海軍 |
5 | 第4章 24時間戦えますか―高度経済成長という幻想 |
6 | 第5章 未完の新自由主義―21世紀を生き抜くために |
7 | 番外編 文学が映し出すディストピア |
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