著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
文学や映画、写真、音楽などによって、作品世界と紐づけられて生成・変容する“都市”のイメージをさぐる。「運河の町」小樽、「理想郷」だった「廃墟」軍艦島、「音楽の都」ウィーン...“都市”と“物語”のあわいに生じた文化のありようを描き出す全5章。
関連記事
収録内容
1 | 序章 「作品世界」と「現実世界」の虚実―「コンテンツツーリズム」全盛の時代に |
2 | 第1章 「文学散歩」ガイドブックのひらく世界―「作品世界」と「現実世界」をつなぐもの 本郷・無縁坂 |
3 | 第2章 「ロケ地巡り」が掘り起こしたもの―近代建築の保存活動からまちづくりへ 小樽 |
4 | 第3章 「廃墟」が「産業遺産」になるまで―写真集と映像をとりまく言説を読み解く 長崎・軍艦島 |
5 | 第4章 継承される東ドイツの記憶―東西ドイツ統合期に映画の果たした役割 ベルリン |
6 | 第5章 「音楽の都」のつくりかた―装置としての音楽散歩 ウィーン |
close