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商品説明
文字史料だけでなく、聞き取りによる歴史の重要性に光が当てられて久しい。しかし、経験を語り、聞くという営みはどう紡がれてきたのか。幕末明治の回顧、戦前の民俗学、戦争体験、七〇年代の女性たちの声、そして現在...。それぞれの“現場”を訪ね、筆者自身の経験も含め考察、歴史学の可能性を展望する初の試み。
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収録内容
1 | 第1章 声の歴史をたどる―幕末維新の回顧録から柳田民俗学まで |
2 | 第2章 戦後の時代と「聞く歴史」の深化―戦争体験を中心にして |
3 | 第3章 女性が女性の経験を聞く―森崎和江・山崎朋子・古庄ゆき子の仕事から |
4 | 第4章 聞き取りという営み―私の農村調査から |
5 | 第5章 聞き取りを歴史叙述にいかす |
6 | 第6章 歴史のひろがり/歴史学の可能性 |