本/雑誌
「華人」という描線 行為実践の場からの人
津田浩司/編 櫻田涼子/編 伏木香織/編
5500円
ポイント | 1% (55p) |
---|---|
発売日 | 2016年03月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫見込あり:1-3週間
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
- ゆうパック 送料無料
商品説明
「華人学」2.0を目指して。循環論に陥りがちな従来の言説を離れ、「華人」と語られ、「華人」が行うとされる状況に寄り添い、無数の差異から立ち現れるものを凝視。本質主義をめぐる議論の呪縛を解き放ち、新たな地平を目指す貴重な試み。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 理論篇(序論―「華人学」の循環論を超えて |
2 | 社会現象としての「対象」をいかにして捉えるか―行為中心的アプローチの可能性) |
3 | 第2部 「華人」という枠組みを問う(タイで「華人性」を考える―ある「華人廟」からの問い |
4 | 上座仏教を実践する「華人」たち―マレーシアの上座仏教徒についての考察 |
5 | オランダ在住「プラナカン」の語りに見られる「華人性」の再検討) |
6 | 第3部 想像された「ホーム」、記憶の中の「ホーム」(甘いかおりと美しい記憶―マレー半島の喫茶文化コピティアムとノスタルジアについて |
7 | つながりに生きる―「チャイニーズ」の“roots”と“routes”に関する考察) |
8 | 第4部 実践の深みへ(シンガポールのハングリー・ゴースト・フェスティバルとスペクタクル化する儀礼―立ち現れる「華人」のイメージとその内実 |
9 | インドネシアの国家英雄ジョン・リー―「華人」という「主体」の物語を問う) |