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商品説明
「帰りなんいざ」―陶淵明の詩は、日々の生活に疲れた心に響く。子どもの頃から親しんできた漢詩の言葉に、自らの心情を託し、慰めを見出してきた著者が、杜甫、李白、王維はもちろん、王羲之や八大山人ほか書家・文人の名言名句の舞台を巡る、細川護煕流「中国歴史紀行集」。写真と書画もふんだんに、いざ時空を超える旅へ。
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収録内容
1 | 孔子―逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かず‐北京市・故宮 |
2 | 老子―足るを知る者は富む‐河南省・霊宝市函谷関 |
3 | 『史記』―桃李言わざれども、下自ずから蹊を成す‐陝西省・興平市 |
4 | 『三国志』―星落つ秋風五丈原‐陝西省・宝鶏市五丈原 |
5 | 『三国志』―語るに言少なく、善く人に下り、喜怒を色に形わさず‐四川省・成都市武侯祠 |
6 | 曹丕―文章は経国の大業、不朽の盛事‐陝西省・西安市碑林博物館 |
7 | 王羲之―高爽にして常流に類せず‐浙江省・紹興市戒珠寺 |
8 | 陶淵明―帰りなんいざ‐江西省・九江県廬山 |
9 | 陶淵明―廬を結びて人境に在り‐江西省・九江県廬山 |
10 | 達磨―不識‐江蘇省・南京市石頭城〔ほか〕 |
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