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商品説明
『国家と革命』、『何をなすべきか?』、『唯物論と経験批判論』ら廃棄されたテキスト群に真摯に向き合い、フロイト、バタイユ、マレーヴィチ、カール・シュミット、アレント、フーコー、ネグリ、宇野弘蔵、廣松渉らとの格闘を通じ、世界史に再び立ち上がるレーニン。現代思想の臨界点を突破し、いま、ここに未知の「唯物論」が誕生する。
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収録内容
1 | 序論 レーニンと二〇世紀 |
2 | 第1部 思想史上のレーニン(歴史の“外部”への跳躍―レーニンのスプレマチズム |
3 | “物質”の叛乱のために―唯物論とテクノロジー |
4 | マルクスを受け継ぐこと―不均等発展論と十月革命 |
5 | “力”の秩序としてのコミュニズム―無国家社会の倫理的基礎) |
6 | 第2部 現代思想としてのレーニン(民主主義とその不満―レーニン、フロイト、ラディカル・デモクラシー |
7 | 実在論の政治学―レーニンとネグリ |
8 | 経済学と革命―宇野弘蔵におけるレーニン |
9 | 終末の認識論―レーニン“再見”に寄せて |
10 | 「モノ」のざわめきから新たなるコミュニズムへ) |