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商品説明
次々と発見される巨大ウイルスは、サイズが大きいだけでなく、多彩な遺伝子を持ち、細胞性生物に近い機能を備えているものもいる。これらの新発見により、「ウイルスは生物ではない」という定義が揺らぎ、巨大ウイルスは未知の生物グループ(ドメイン)ではないかという議論が湧き上がってきた。最先端のウイルス研究が「生物とは何か」をあらためて問い直す。
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収録内容
1 | 第1章 超巨大ウイルスの発見(ミミウイルスの発見 |
2 | そもそもウイルスとは何か |
3 | 続々と発見される巨大ウイルス |
4 | パンドラウイルスとは何か |
5 | 眠りから覚めた超巨大ウイルス) |
6 | 第2章 第4のドメインとは何か(核細胞質性巨大DNAウイルス |
7 | 生物の分類とrRNA遺伝子 |
8 | 3ドメイン説 |
9 | 第4のドメインと新たな提案 |
10 | 迷走する議論―ウイルスは生きている?生きていない?) |
11 | 第3章 「生きている」とはどういうことか(生物とは何か、細胞とは何か |
12 | ウイルスが先か、細胞が先か |
13 | ウイルス工場とヴァイロセル |
14 | 細胞核は生きている? |
15 | ミトコンドリアと葉緑体) |
16 | 第4章 新しい初期生命進化論へ(細胞核と巨大DNAウイルスとの関係とは |
17 | 巨大DNAウイルスと生物の進化 |
18 | アンフォラ(壷)型ウイルスの進化・私案 |
19 | 巨大DNAウイルスが語りかけるもの) |