商品説明
経済第一主義が作り出す、ほんの一握りの「勝ち組」と大多数の「負け組」―超格差社会。しかしここに、勝ち組でも、負け組でもない、“おまけ組”とも呼ぶべきもう一つの道を選んだおばちゃんたちがいる。南国のある港町。彼女らの小さな取り組みが私たちに教えてくれるものとは。国際協力NGOの一員として活動を共にした著者が、自らの「思い出すのも恥ずかしい」数々の失敗話を俎上にのせて、共生、支え合い、支援のありうべき姿を、ユーモア溢れる筆致で鋭く描き出す。
関連記事
収録内容
1 | 第1幕 南国港町おばちゃん信金(鵜匠さんとインドのおばちゃんと赤味噌と―誰かが誰かを援助できる? |
2 | 給与はインドルピーです―「援助」の仕事はさっぱり... |
3 | 途上国「援助」における職人技とは?―親方の技を、現場で盗みたい ほか) |
4 | 第2幕 印度草双紙(インド暮らしスタート |
5 | テレビCMとお手伝いさん |
6 | 大工、電気・水道・電話の修理屋さん ほか) |
7 | 第3幕 日本のおばちゃんとして―途上国で働く三つの理由(途上国で身につけた「援助しない技術」 |
8 | 勝ち組・負け組・おまけ組 |
9 | 日本国憲法とおばちゃん) |