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商品説明
登場人物800余人。学者、作家、画家、在野の粋人、企業人から職人、役者、華族、官僚、軍人まで彩り豊かな人々との交流を生き生きと描いた初の評伝。自由闊達、独立独歩、機智に富んだ人柄に誰もが感嘆する。
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収録内容
1 | 第1部 人類学へ(誕生―正月五日出生故、正五郎と名附申候 |
2 | 学会設立―人類学上の談話会を開かうでは無いか |
3 | 独学―人類学研究の為め大学院入学を願ひ度 |
4 | 風俗測定―風俗漸化を計る簡単法 |
5 | 横穴発掘―これはこれはとばかり穴の吉見山 |
6 | 看板考―工商技法の看板に深意妙味の有る事 |
7 | 予備調査―此度の旅行は日を費す事八十八、国を経る事三十 |
8 | 論争―コロボックル北海道に住みしなるべし |
9 | 留学―外国にあつて師にもつかず、大学にも入らず) |
10 | 第2部 人類学から(講義―理科大学教授に任ぜられ |
11 | 趣味仲間―集古懇話会なるものを設立せり |
12 | 実録笑話―余が止めど無きダラダラ文 |
13 | 人間展示―大阪にて開設の人類館 |
14 | 遠足―東京人類学創立満二十年記念 |
15 | 三越―流行会や児童用品研究会やに博士を迎へて |
16 | 湖底遺跡―諏訪にも杭上住居の跡の有る可き事 |
17 | 世界一周―印度洋を流れて欧州に行き更に |
18 | 客死―終焉の時分には痛みも無し、眠るが如く) |